募金で処理する自己満足

こういう時、募金って無力だな、と思う。
被災者に募金で集められた寄付金が届くのはいつ?餓死したり、凍死したり、病死したりした後か?

被災してからの数週間は災害の現場近くの人たちは避難所生活を余儀なくされる。そこに配給される食料としては、冷たいおにぎりにカップラーメンなど。冷たいおにぎりってまずいし、あったかいカップラーメンばかりだと気持ち悪くなる。しかも一日一食である。

そればかりであっても食べ物があるだけマシだ、仕方ない、と耐えられる人は何パーセントぐらいいるのか。もっとマシなもん送りましょうよ、政府さん。カップラーメンのお湯があるなら、レトルトのカレーとかご飯も炊けるだろうに。

そして、人々がそんな配給をもらう避難所の近くでは、仮設住宅の建設が始まっているという報道があった。ここで早く建設が終わって避難所生活に終止符がうたれて、比較的安心できる生活が被災者の方々が送れるといいな、と思うのはいいのだが僕としてはツッコミを入れたくなってしまった。

「いやいや、建築資材運ぶ前に食糧とか毛布とか薬とかを運んだれよ」とね。

つまり、仮設住宅の建設が始められるという事は建築資材を運ぶ事ができるほど道路が修復できた、もしくは運搬するための手はずが整ったという事でしょう。それならば、被災者という人間のための行動を最優先しましょうよ。安っちい仮設住宅でぼろもうけを企むゼネコンに金を回す事を優先するのが日本国政府、政治家のする仕事か。

それにテレビ局。先週は放射線でワーワー騒いで、今週は日常のテレビ放送ですか。放射線が測定されるだけではなく、放射線を出す放射能が水や食べ物に付着して状況は悪くなっているという事が明るみになってきているにも関わらず(もしかすると先週から知っていて、放射線は安全レベルという言葉にならせて、放射能も安全です、という認識に視聴者を持っていこうとしているのかもしれないが)、客観的な情報をいまだに流さないマスゴミ。
それに安心する人々、それに不安がる人々。

まぁ、募金というのは可哀そうと思ってするのもありかもしれないが何もできないからお金を出して自己を満足させるための気休めにすぎない。つまり偽善であると。

もし、募金は必要だよ、良い事に使われるよ、赤十字や日本のつかないユニセフなら、と言う人がいたら言ってやりたい。

「その募金はまさに今、苦しんでいる被災地の方々を救えますか?」
飄(つむじ風)---UNBELIEVEABLE ground movement(信じられない!大地が動く!)---

ただ、偽善だとは言ったものの、政府がまともな事へ税金をあてないせいで被災した方々への全面的支援を行う事が難しい現状では、募金も必要な事であるとも考えている。
しかし、すでに集めらている税金や食糧なんかを災害発生後、即座に現地へ支給できる権力を持っているのは国なのである。
募金というのは集めるのに時間がかかるため、どうしても政府本来の実行力のスピードに比べると募金と支援の間にかなりの時間が生じてしまう。その時間のせいで人が死んでいる現状を見れば、現在の管内閣の実行スピードの遅さ、支援の中身の薄さなどが理解できると思う。もっと早くたくさんの物資が届けられていたら。。。

でも、そういう政府のあり方を作っているのは投票権を持つ僕たちなわけで、政府に責任を取れ=国民自身も責任を取る、というのが筋な気がする。

僕の考える国民自身の責任の取り方とは、つまりは、もっと世の中の金の流れを理解して、僕たちから吸い上げている税金が正しく使われているかどうかに対して、ただ漫然と納税させられている人たちが目を向ける、ということ。

だって、募金なんかしなくても僕たちは困っている人たちのために使われるべきお金を強制的に国という概念へ税金を納めるという形で「募金」しているのだから。ただ、「募金」したから、ああ良い事した、被災地の方々のために少しでも役立てればいいな、そして自分も満足させることができた、というので果して今後税金の使い道や政治への関わり方を変えていくことができるのだろうか?

まぁできないんだろうけどね。ここ数年でよくわかった。

今のままじゃ、日本国民はお金を吸い上げられっぱなしだわ。

で、自分が困った時に国が守ってくれるかと言えば答えはNO!NO!NO!

税金は、募金とは比べ物にならない額を集めているのだから、税金の一部は募金と同じ使い道=保険保証の役割であるべきである。

しかし、責任の所在を刷りかえられ、東京電力が補償すべき被災者へのお金を税金でまかなう事になるんだろう。まぁ責任の所在といえば原発建設を推進した東京電力もそうだが、それを推進した国も悪いのだがあいまいにされる。

だって、電力供給にかかった費用の3.5%を電力料金に上乗せして儲ける事ができるシステムなのだから、維持に費用のかかる原発をバンバン建てればそりゃ売上も利益も上がりますよね、という話。
田中優さん講演
Ghost Riponの屋形(やかた)---電力マフィアとマスゴミは昔からグル---

そのお金が政治家に向かい、また原発OKの指示を出す。

原発反対派の政治家は、冤罪で逮捕。で、原発推進派の政治屋が世にはびこる、と。

でも、有権者は目先の利益におどらされた事に気付かず、気付いても国や電力会社、政治家が悪い、と。
いったい責任はどこにあるんだろうね。


税金と募金の話に戻すと、確かに税金というのは予算に組み込まれて各省庁の税金の奪い合いがあってしがらみがあってすぐに決められないから、目的が明確になっている募金として納めた方が困っている方々に早く必要なモノを届けられるから募金も必要だ、という考えもあるだろう。

だったら、税金なんか取るなボケ、そんなしがらみは断ち切ってしまえ、と。人助けじゃなく利権に絡め取られて一部の金儲けに使われる税金なんか払う必要なんかない。

と考えるのだが。。。


本当に被災者の事を思って募金するのなら、募金で自己満足するだけでなくどうして原発事故が起きたのか、どうして原発が必要なのか、本当に必要なのか、などなどを調べて考えないと、偽善に終わってしまう気がする。だから、自分はこれしかできないと思って募金するのではなく、僕は募金をしつつ行動をしたいと思う。

またいつか自分が同じ立場になった時に何も良くなっていないことに気付きながら苦しむのは嫌だからね。
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現実にいる政治家に会うこともあったが、どうにも信用ができなかった。それは、客観性のない事実を彼らが信じ、誰が考えたかもわからない論理を発展させ、政策にしていたから。僕は、そんな彼らに辟易としていたが、何もせず彼らの好きなようにさせておくわけにはいかないと考え、少しでも多くの人へ、事実を伝えていけたらと思い、ここに行動を開始いたします。

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